アミューズメント通信


Last updated on November 25, 2021

【ニュースダイジェスト】

 .米国のフリッパーゲームの祭典、「ピンボールエキスポ2021」(10月28-30日、シカゴ・オヘア空港に近いショウンバーグ市内のホテル)は会場が変わったうえ、レトロフリッパーを設けて、65社が出展、4千人以上が参加して盛況となった。前年は新型コロナウイルスの影響で中止となったので2年ぶり。スターンピンボール社ではセス・デイビス氏が先日社長に就任、それに伴いゲアリー・スターン社長は会長兼CEOになった。恒例の同社工場見学は、コロナウイルスの影響で中止となった。レトロフリッパーは約300台が広い会場に、フリープレイで提供され充実した。

 .バンダイナムコホールディングスは11月9日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は17%増の3936億円、経常利益は36%増の641億円、中間利益は25%増の395億円だった。部門別でデジタル(ゲームソフト)の売上高が11%減の1495億円、利益は25%減の260億円、トイホビーの売上高は36%増の1781億円、利益は73%増の330億円、アミューズメントの売上高が60%増の390億円(うち業務用103億円、ゲーム場286億円、ゲーム場は国内241ヵ所、海外21ヵ所)、利益が24億円(前年同期は80億円の損失)などとなっている。22年3月期については、売上高7950億円(前回8月予想7500億円)、経常利益930億円(760億円)、最終利益580億円(520億円)と予想を上方修正した。

 .フリューは11月12日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は167億2千8百万円、経常利益は26億9千4百万円、中間利益は18億6千百万円だった。前年は非連結だったので、前年同期比などはできない。部門別ではプリントシールの売上高が32億円、損失が8千万円、コンテンツ・メディアの売上高が40億円、利益が16億円、キャラクターマーチャンダイジング(景品の商品化を含む)の売上高が79億円、利益が17億円などとなっている。

 .共和コーポレーションは11月12日、第3・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は49億8百万円(前年同期は約44億円)、経常利益は6千万円(約9千万円)、中間利益は2千4百万円(約5億円の損失)だった。部門別ではゲーム場が3店増の58店舗となり、売上高が47億円(34億円)、利益が2億9千8百万円(約3千万円の損失)、AМ機器(景品を含む)販売の売上高が8千万円(約8億円)、その他の売上高が4千万円。新型コロナウイルスの影響が残っている。新会社「ブルーム」を設立、「スクイーズ」事業を買い取った。

 .ユニバーサルエンターテインメントは11月11日、第3・四半期までの9ヵ月(1-9月)決算を発表、売上高は25%減の576億8千3百万円、経常損失は77億3千5百万円(前年同期は約4億円の損失)、純損失は183億9千8百万円(約68億円の損失)だった。部門別で遊技機の売上高は37%減の351億円、利益は78%減の49億円、統合リゾート(フィリピンでのカジノ)の売上高は6%増の217億円、損失は25億円(76億円)、その他の売上高は28%減の6億円、損失は約8千万円(約1億円の利益)だった。なお21年12月期の業績予想は依然「未定」のまま。

 .米国ウォルトディズニー社は11月10日、第4・四半期(7-9月)と年間の決算を発表、第4・四半期の売上高は26%増の185億ドルで、部門別ではメディア(ケーブルテレビなど)が9%増の130億ドル、遊園地が99%増の54億ドルだった。営業利益は2倍以上の15億ドル。年間の売上高はメディアが5%増の508億ドル、遊園地が3%減の165億ドルで、計3%増の674億ドル。営業利益は4%減の77億ドルと、新型コロナウイルスの影響を脱しつつある。

 .富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)のローラーコースター「ド・ドドンパ」により利用客が骨折する事故が、20年12月以来相次いだことについて、遊園地が設けた第三者委員会は11月4日、「利用客に対する注意喚起の方法に改善の余地がある」とする中間報告を公表した。遊園地による遊園設備の点検などに不備はなかったとした。しかし、利用客が正しい乗車姿勢を理解していなかったり、手荷物を持ち込んで乗車したりするリスクがあったと指摘している。

 .ゲーム場、インターネットカフェなどを経営していた青木商事(愛知県豊川市国府町、青木愛子代表)が11月1日、事業を停止し、自己破産の手続きに入った。負債は約13億円。1984年設立、「WAVE」の名前で店舗を6店チェーン展開していた。06年9月期の売上高は約18億4千4百万円だった。


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