アミューズメント通信


Last updated on November 25, 2020

【ニュースダイジェスト】

 .米国ウォルトディズニー社は11月12日、第4・四半期(7-9月)業績と年間決算を発表、新型コロナウイルス(COVID19)の影響の濃いものとなった。7-9月期の売上高は23%減の147億ドル、最終損失は7億千万ドルで2・四半期連続の赤字。年間決算も売上高が6%減の653億8千8百万ドル、最終損失が28億3千2百万ドルだった。それまで好調だったテーマパーク部門はコロナ禍により休業、再開しても入園者数などを制限しており61%の減収になり、テーマパーク以外でも映画部門が52%の減収だった。

 .フリューは11月12日、第2・四半期までの半年(4-9月)決算を発表、売上高は106億5千7百万円、経常利益は8億9千3百万円。中間利益は6億9百万円だった(単独決算で前年比なし)。区分別ではプリントシールの売上高が24億円、損失が4億円、コンテンツメディアの売上高が41億円、利益が17億円、キャラクターマーチャンダイジングの売上高が32億円、利益が3億円、ゲームソフトの売上高が7億円、損失が2千万円。21年3月期の売上高は245億円(8月の前回予想では240億円)、経常利益は20億円(15億円)、最終利益は13億5千万円(10億円)と上方修正した。

 .共和コーポレーションは11月13日、第2・四半期までの半年(4-9月)決算を発表、売上高は35%減の44億4千6百万円、経常利益は47%減の9千3百万円、中間損失は5億千3百万円(前年同期は1億2千4百万円の利益)だった。ゲーム場は1増4減の56店。ゲーム場の売上高は36%減の34億円、損失は3千万円、業務用販売の売上高は34%減の8億円、利益は44%減の千万円、その他の売上高は20%増の8千万円、利益は177%増の8百万円。21年3月期の売上高は102億円、経常利益は1億8千万円、最終損失は4億円を予想している。

 .ユニバーサルエンターテインメントは11月12日、第3・四半期までの9ヵ月(1-9月)決算を発表、売上高は18%減の771億4千2百万円、経常損失は3億9千4百万円(前年同期は64億6千百万円)、純損失は68億千3百万円(57億3千6百万円)だった。部門別で遊技機の売上高は31%増の555億円、利益は116%増の220億円、カジノの売上高は206億円、損失は76億円(18億円)、その他の売上高は19%減の9億円、利益は46%減の1億円。カジノは3月の営業停止命令が10月に緩和されたが、影響は大きかったとのこと。

 .ラウンドワンは11月11日、ロシア連邦での「ラウンドワン・ロシア」第1号店「ユーロペイスキー店」(モスクワ市キエフスカヤ)をオープンしたことを明らかにした。日本国内44店、米国43店に加えて、ロシア連邦を有力な市場と見て進出するもので、さらに中国への進出を計画している。

 .カプコンは11月16日、第三者から不正アクセスが行なわれたことに関し、確認できた事実関係のあらましを公表した。それによると元従業員の個人情報5件、従業員の個人情報4件など個人情報(計9件)が流出したこと、株主名簿情報を含む取引先などの個人情報および社員個人情報(計35万人分)について流出する可能性があることを確認した。ネット販売の決済はすべて外部委託しており、クレジットカード情報も流出はないとのこと。いわゆる「標的型攻撃」であり、各方面に注意するよう求めている。

 .三精テクノロジーズの子会社、米国S&S社(ユタ州、ティム・ティムコCEO)はこのほど、新製品「スピン・ショット・タワー」を発表した。これはS&S社のヒット作である「スペースショット」を発展させたスリルライドで、座席ごと上向き、下向き、さかさまに向きを変えながら上下動するタワーライド。IAAPAエキスポ20が新型コロナウイルス拡大により中止になっても、遊園施設の開発は止まらないことを示した。この遊園施設は設置面積が少なくて済むだけでなく、「スペースショット」からの改造も可能という。

 
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業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、2002年6月15日号までで一応休刊、事務所も移転しました。Phone(0798)65‐8361です。