アミューズメント通信


Last updated on September 15, 2018

【ニュースダイジェスト】

 .イオンファンタジーは9月10日、(6日に発生した)「北海道胆振東部地震」により休業していた北海道内店舗のうち、時間制遊戯施設の「スキッズガーデン」または「わいわいぱーく」を併設する7店舗でこれら施設を、営業再開日から2週間無料開放すると発表した。実施する店舗は「モーリーファンタジー」旭川西店、札幌元町店、札幌苗穂店、札幌発寒店、札幌桑園店、釧路昭和店、苫小牧店。対象となる子どもは0歳から小学2年生までで、16歳以上の保護者同伴が原則となる。同社では被災地域の一日も早い復旧と、子どもたちの健やかな成長を願って実施することにしたとしている。また同社では9月10日〜24日、全国の店舗456店を通じて緊急支援募金を実施している。

 .海外メーカーを含む他社製品をも扱うバンダイナムコテクニカは、米国ロウスリルズ社の「ジュラシックパーク・アーケード」の追加受注を受け付け、12月にも出荷予定だ。バンダイナムコアミューズメントの子会社で、バンダイナムコグループ製品の修理、補修部品販売だけでなく、ロケーション用サービスの企画販売に力を入れるとのこと。7月末に東京・蒲田で催した新作展を通じて要望のあったことに応えた。ロウスリルズ社製品は他に「ティーンエイジミュータントニンジャタートルズ」(TMNT」などあり、来年には「ヘイロー・ファイアチーム・レイブン」も紹介する。またカナダのアドレナリンアミューズメント社製品、4人用ガンゲーム「ラビッズハリウッド」、TVメダルゲームの「クロッシーロード」などは19年2月発売。

 .共和コーポレーションは8月31日、キャロム・プランニング(本社埼玉県久喜市高柳、亀井唯奏社長)からゲーム場「キャロム大宮店」(さいたま市大宮区)を買い取ったことを明らかにした。共和コーポレーションは主に信越、関東地区に、直営のゲーム場を30店以上と、子会社のYAZアミューズメントによる12店、シティエンタテインメントによる4店を運営している。発表によると、「出店コストの低減化を図りつつ効率的に短期間での店舗網の強化・拡大を実現できる」と判断、8月10日に基本合意することを決めたもの。譲渡価格などは明らかにしていない。キャロム・プランニングは関東地区に6店ゲーム場を展開している。

 .「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」映像ミュージアム(埼玉県川口市)の企画展、「あそぶゲーム展」の「ステージ3:デジタルゲームミレニアム」が10月6日から来年4月7日まで開かれることになった。実際手にして遊べるこの企画展はこれまで、デジタルゲームの誕生から1982年までを扱った「ステージ1」(2015年度開催)、1983−90年の発達と展開を紹介する「ステージ2」(16年度開催)で、併せて9万人以上の来場者を迎えたとのこと。「ステージ3」では3DCG機能を使用した格闘ゲーム、家庭用と業務用にわたる音楽ゲームなどに焦点を合わせ、デジタルゲームの進化を解説する。月曜と年末年始は休館。入場料は大人510円、小中学生250円。

 .英国フロントグリッド社とシムワークス社が開発した、パラシュートのロープを調節して滑空しながら降下していくのを楽しむ、VRアトラクション「パラドロップVR」の最初の製品がこのほど、デンマークの「ユニバース・サイエンスパーク」に納入され、運営開始された。ユニバース・サイエンスパークは05年に設立された非営利財団で、楽しみながら自然と科学をリアルに学ぶ博物館として、新技術を使った多数のアトラクションを採用している。「パラドロップVR」は昨年9月にベルリンで開催されたEASでシムワークス社が出品、紹介したもので、利用者はHMD(ヘッドマウンテッドディスプレイ)を装着、眼前の風景を眺めながら、左右のロープを操作してリアルな滑空、下降を楽しむ。

 .ユニバーサルエンターテインメントは9月11日、子会社タイガーリゾートアジア社(TRA)が、フィリピンの不動産会社アジアベストグループ・インターナショナル社(ABG)の約3分の2の株式を約13億5千万円で買い取る(他に1億3千万円の手続き料)ことで10日に合意した、と発表した。ABG社はフィリピン証券取引所上場会社だが大規模な取引になるため、9月17日ごろいったん上場廃止となり、TRA社がABG社を11月12日に買収、残る少数株主から株式を買い取り、再上場するもよう。TRA社はIR「オカダマニラ」を運営しており、事業を拡大させてきている。このABG社買収は、フィリピンでのカジノリゾート運営会社の株式上場を図るものと説明されている。

 .セガサミーHDは9月7日、韓国パラダイスグループ(田必立会長)とともに合弁会社のパラダイスセガサミーを通じて韓国インチョン(仁川)に建設を進めてきた、統合型リゾート(IR)「パラダイスシティ」の第1段階2期開発が概ね完了、9月21日に営業を開始すると発表した。パラダイスシティの第1段階1期開発ではIR事業のメインとなるホテル、外国人専用カジノ、コンベンションホールを17年4月に開業している。2期開発はこれに続くもので、クラブ「クロマ」、温浴施設「シメル」、ショッピングモール「プラザ」、アートスペース、撮影スタジオなど癒しと遊びをテーマとしている。ただし屋内型ファミリー向けエンタテインメント施設「ワンダーボックス」だけは、19年度前半オープンの予定。


 ◎ 上記以前のニュースは、本紙「バックナンバー」を参照してください。以後の最新ニュースは「速報」で。

業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、2002年6月15日号までで一応休刊、事務所も移転しました。Phone(0798)65‐8361、Fax(0798)63−5324です。