「奇々怪界本」に続いて

「テレビゲーム綺譚」発行
News Sokuhou
ホームページ未掲載のニュースを臨時に紹介します。
アーケードゲームの歴史をたどるリンク集です。本サイトに「日本娯楽商報」も一挙掲載しました
本紙既刊号が立命館大学図書館でも閲覧できるようになりました

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 .7月1日に開業する、国内最高(123m)の観覧車「レッドホース・オオサカ・ホイール」が6月23日、報道関係者らに披露された。阪和興業が設計、施工し(同社が設計から担当したのは初めて)、フェリスウィールインベストメントが運営するこの観覧車は、6人乗りのゴンドラ72基が約18分かけて一周するもので、冷暖房完備、全基シースルー構造で、世界で初めて免震構造を採り入れたのも特徴。料金は一人千円(3歳以下は無料。待ち時間が10分程度の優先チケットは1,500円。4人乗り革張り座席のVIP用2基の料金は1基8千円)。営業時間は10時から23時。夜間点灯するイルミネーションはLEDで行なう。これまでの高さ日本一は葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」(117m)だった。ちなみに世界一は米国ラスベガスの「ハイローラー」(約170m)、2位は「シンガポールフライヤー」(165m)などとなっている。(6月28日)

 .家庭用TVゲームの世界的展示会である米国「E3(エレクトロニック・エンタテインメント・エキスポ)2016」は6月14−16日、例年通りロサンゼルスCCで開かれ、「PS4」用のバーチャルリアリティー(VR)ゲームが一斉に披露される内容になった。これはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、普及台数4千万台に達した「PS4」用に、VR端末セット「PSVR」を10月13日発売するのに伴い、大手ゲームソフトメーカーがVRゲームソフトで主導権を握るため技を競ったことによる。ハードウェアについては、マイクロソフト社(MS)が欧米で8月発売する4K対応小型高性能版の「Xbox One s」を披露、また17年末に「プロジェクト・スコーピオ」の発売予定も明らかにした。しかし任天堂は開発中の仮称「NX」について発表していない。「E3」はトレードショーで原則的に一般に公開していない。登録入場者は業者5万3百人を含む計約7万人だった。(6月23日)

 .「上海ディズニーリゾート」は6月16日、米国ウォルトディズニー社のボブ・アイガー会長兼CEOと中国の経済政策担当副首相の汪洋(ワン・ヤン)副首相らが出席して、米中協力の成果を強調し、華々しくオープンした。共同運営会社をディズニー社が70%、中国側が30%所有し、オーナー会社の上海申迪集団については各43%、57%所有。浦東(プートン)新区に、米国オーランドのDWDに次ぐ広さの410haの用地を確保して、11年から建設が進んでいた。「奇幻童話城堡」(シンデレラなどすべてのディズニープリンセスの集まる城)を中心に、基本的にこれまでのテーマエリアとアトラクションで構成されるが、新エリアを含め6エリアとなり、アトラクションも最新版で構成される。「ザ・ライオン・キング」などのグランドシアター演劇、中国雑技団による伝統芸なども導入されている。初年度1千万人の入場者を見込んでいる。(6月20日)

 .6月16日オープンした「上海ディズニーランド」には、これまでにないアトラクションが結構あり、それらは追って紹介するとして、東京ディズニーシー(TDS)よりも先にアジアで実現したアトラクション「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」に触れないわけにいかない。元のアトラクションは米国アナハイムの「カリフォルニア・アドベンチャー」の01年開園と同時オープンした「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」で、ライドに乗って各地の素晴らしいIMAX社の巨大なオムニマックス映像を見ていくもの。評判が良いためオーランドの「エプコット」でも、06年単に「ソアリン」の名称でオープンした。今回は全面的に撮影し直した上で、アナハイムとオーランドでソフトを入れ替えて6月10日に公開。上海では「アドベンチャーアイル」内に「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」の名称で公開した。東京では19年に導入する予定だ。(6月20日)

 .現在ゲーム場の多くは風俗営業として、未成年者は夜間の入場が規制されているが、6月23日以降、父兄同伴の場合は多くの都道府県で入場規制が緩和されことになった。15年6月の法改正に基づき、都道府県の施行条例の多くが改正され、施行されることに伴うもので、セガ社とナムコは制限内容を一覧表にしてネットで示した。うちセガ社によると、保護者が同伴する16歳未満の者が入場できるのは、東京都、大阪府、京都府、北海道など37都道府県、20時までは神奈川など5県、20時までだが15歳未満は22時までは福島県のみ、変更なし(16歳未満は18時、16歳以上18歳未満は22時まで)は茨城県など4県。いずれにせよ18歳未満の者は22時以降入場できないなどはこれまでと同じ。この年少者入場規制の緩和がどれほど意味があるかは、今後明らかにされると期待されている。(6月17日)

 .現在全国に28店のゲーム場を展開しているアムリード(本社東京都豊島区池袋3丁目、田中勉社長)が、「レンブラントホテル」などホテル事業を展開しているレンブラントホテルホールディングスに5月31日付で100%買い取られ、その投資子会社のPAM・Jの子会社として6月1日から運営を開始したになったことが分かった。アムリードの前身は99年に西友グループのゲーム場経営陣がMBO方式で「ザップクリエイト」を買収、現社名に改称。02年にコナミアミューズメントオペレーションから、18店(当時)経営する新会社KAO株式を取得、ゲーム場運営を継承した。06−07年にそれぞれエーエムHDなど持株会社と合併、いずれもアムリードとして引き継ぎ、トラスト・キャピタルが運営する投資事業組合などからこのほど、レンブラントホテルHDがアムリードの全株式を取得したもの。取得に要した金額などは公開されていない。(6月17日)

 .ロシアの首都、モスクワ近郊のカルーガ地方に本格的なテーマパークを建設する計画があり、このほどロシアのウラジミール・プーチン大統領がその計画を承認したと米国「バラエテイ」紙らが伝えた。計画を進めているのは、米国ロサンゼルスに本拠を置く、モチャンコ・インベスティメント社(設立者シーン・モシコビッチ氏)とゴダード・グループ社(ゲアリー・ゴダード氏)で、220ヘクタールの公有地に、「ロシアの魔法の世界」というテーマパークを建設する、という当初計画を12年に発表、各方面との調整を進めてきた。予算は10億米ドルで、ロシアとその他の国々の文化を反映したものになるもよう。しかもこの計画では、政府によると、モチャンコ・インベスティメント社らが資金を調達するので、公的な資金協力は必要ないとのこと。完成予想図を見る限りかなり本格的なテーマパークになると見られるが、開業時期、料金計画など具体的なことは明らかではない。(6月15日)