「奇々怪界本」に続いて

「テレビゲーム綺譚」発行
News Sokuhou
ホームページ未掲載のニュースを臨時に紹介します。
アーケードゲームの歴史をたどるリンク集です。本サイトに「日本娯楽商報」も一挙掲載しました
本紙既刊号が立命館大学図書館でも閲覧できるようになりました

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 .オリエンタルランドは7月28日、第1・四半期(4−6月)決算を発表、売上高は4%増の1,069億7千8百万円、経常利益は1%増の235億3千3百万円、純利益は5%増の162億9千5百万円と順調な増収増益だった。分野別でテーマパークの売上高は4%増の884億円(以下1億円未満切り捨て)、営業利益は4%増の201億円、ホテルの売上高は2%増の145億円、営業利益は23%減の22億円、その他の売上高は7%減の40億円、営業利益は0.4%減の3億円。テーマパークの入園者数は前年同期と比べ、「ほぼ同様」にもかかわらず、一人当たり売上高が「上回った」としており、ホテルの稼働状況も「ほぼ同様」で、客の満足度が売上高、利益面に反映されていると言える。(7月28日)

 .カプコンは7月28日、第1・四半期(4−6月)決算を発表、売上高は25%減の109億2千7百万円、経常損失は20億8千万円(前年同期は21億3千5百万円の利益)、純損失は14億千百万円(15億6千9百万円の利益)と大幅な減収赤字だった。分野別でデジタルコンテンツの売上高は7%増の67億4千万円、営業利益は99%減の8百万円、ゲーム場の売上高は12%増の21億5千7百万円、営業利益は206%増の1億7百万円、パチスロ機器の売上高は73%減の16億6千2百万円、営業損失は6千百万円(前年同期は17億7千2百万円の利益)、その他の売上高は35%増の3億6千6百万円、営業利益は153%増の1億2千6百万円。デジタルコンテンツで家庭用、PC用の大型タイトルなどを年度後半に予定しており、小型タイトル中心の展開となった。さらに急激な円高による為替差損の発生により影響を受けた。なおゲーム場の出退店はなく34店。(7月28日)

 .任天堂は7月27日、第1・四半期(4−6月)決算を発表、売上高は31%減の619億6千9百万円、経常損失は386億7千4百万円(前年同期は142億8千6百万円の黒字)、純損失は245億3千4百万円(82億8千4百万円の黒字)と減収赤字だった。売上高のうち海外売上高は448億円で、海外売上比率は72%と大きく、外国為替レートが円高に推移したため、営業外費用で為替差損350億円を計上した。全世界向けの「3DS」用「星のカービィ・ロボボプラネット」が好調だったが、本体は7%減の4万台、ゲームソフトも7%減の847万本だった。「Wii U」では本体が53%減の22万台、ソフトは3%増の468万本だった。「アミーボ」は新作ソフトが少なくフィギュア型が170万体、カード型が130万枚にとどまった。「ポケモン・ゴー」配信による関連会社の潟zケモンが許諾料など受け取ることになるが、任天堂の業績に与える影響は限定的で、業績予想に織り込み済みとしている。(7月28日)

 .ユニバーサルエンタータインメントはフィリピンのマリラにカジノリゾートを建設中だが、12月オープンを前にプロジェクト名「マニラベイリゾーツ」を「オカダ・マニラ」に変更したもようで、08年に2,500億円と見込まれた投資額は第1段階で30億ドルかかり、最終的に40億ドル(約4,200億円)に達する可能性が出てきた。現地報道機関が7月20日、一斉に伝えた。「オカダ・マニラ」は約2年間で収支が合うと見られている。改名は「オカダ」ブランドと日本とフィリピンの文化融合を反映することから決めたとのこと。現地資本であるセンチュリー・プロパティ社との提携に代わり、実業家のアントニオ・コファンコ氏(ベニグノ・アキノ前大統領の従弟)と組んで、ユニバーサル傘下のタイガーリゾート・レジャー&エンターテインメント社がプロジェクトを進めているとのこと。11月にもカジノなどのソフトオープン(仮営業)が始まる見込みだ。(7月21日)

 .「レジャー白書2016」では、娯楽部門がマイナスに転じただけでなく、「ゲームセンターは減少から抜け出せない」など明暗が顕著になったことが分かった。日本生産性本部が7月14日に明らかにした2015年のレジャー市場の動向(速報)で、白書自体は8月初旬に発行される。白書によると、15年の余暇市場規模は1.0%減の2兆2,990億円となり、娯楽部門は1.5%減とマイナスに転じた。うちパチンコ・パチスロ貸玉・メダル料は大きく減少し、厳しい状況になった。TVゲーム・ゲームソフトは縮小が続き、スマートフォンゲームも伸びが鈍化したほか、ゲームセンターは減少から抜け出せない。競馬・競輪・競艇は堅調、宝くじなどは伸びて、公営ギャンブルは概ね堅調だった。また観光・行楽部門で遊園地・テーマパークは2年連続で過去最高を更新する勢いだった、としている。今回の白書は1977年に出された第1回から数えて40回目に当たる。(7月20日)

 .任天堂から久しぶりに世界的ヒット作が生まれた―と言ってもこれまでの家庭用TVゲームではなく、スマホ用ゲームの「ポケモン・ゴー」。スマホ画面を見ながら街を歩き、隠れているポケモンを発見するという、スマホの位置情報機能を生かしたゲームで、基本的には無料だがゲーム内で使う一部のアイテムに課金される。ポケモン管理会社のポケモンと米国のナイアンティック・ラボ社、任天堂が共同開発した。豪州で7月6日、米国で7日に無料ダウンロードを開始、欧州でも順次開始した。日本では月末までに開始予定。これとは別に米国任天堂は、海外向け「ファミコン」、「NES」の復刻版「NESクラシックエディション」を米国で11月11日、約60ドルで発売する、と7月14日に発表した。手のひらサイズで、「スーパーマリオブラザーズ」などお馴染みのヒット作30タイトルを本体に内蔵、HDMI端子で接続できる。付属の操作盤1個と別の、2個目は約10ドルで別売り。(7月16日)