2021年11月1日号 Last updated on October 10, 2021
特報
 JAIAはJAEPO2022の開催中止を決定。

 新型コロナウイルス対策の宣言と措置、9月30日で解除。

海外
 大阪カジノにMGMリゾーツとオリックス。和歌山にシーザーズ社参加。

 横浜カジノからメルコリゾーツ社、正式撤退。

国内
 CESAの「東京ゲームショウ」はオンラインと幕張でのVR展示に。

 東京ディズニーリゾートのパスポート料金、2段階から4段階に。

 

2021年11月1日号のニュースダイジェスト
 上の写真は米国「AEI2021」にて、ロウスリルズ社の「ニトロトラックス」。「モトGT」を製品化した開発チームが手掛けた、オフロードレーシングゲームで、9月に出荷されている。

 1974年の創刊号から2002年までの新聞「ゲームマシン」がpdfファイルでご覧いただけるようになりました。下の「アーカイブ」をご利用下さい。また単行本「それは『ポン』から始まった」は残りわずかとなりました。アマゾンにお申し込み下さい。

30年前の主なニュース

 ナムコは16人用「ギャラクシアン3」を「プラボ千日前店」に常設。セガ社は静岡に都市型の最大級ゲーム場。SNKは全国各地でネオジオ大会を開催。米国ネバダ州当局は、AMOA91の出展社を賭博機販売容疑で摘発。サミー工業は新本社ビルを披露した。(1991年11月1日号)

40年前の主なニュース

 AMショーで乗物機、遊園施設は充実、TVゲームはやや低調。TVゲームの無断コピー排除に向け、第2回国際会議開催。東京地裁、セガ社申請でダイワに対しコピー差し止めの仮処分決定。開園26周年の米国ディズニーランド、一括パスポートのPOP方式を導入した。(1981年11月1日号)



【ニュースダイジェスト】

 .日本アミューズメント産業協会(JAIA)は9月28日、JAEPO2022(2月4~5日、幕張)と、賀詞交歓会2022(1月14日)の中止を明らかにした。JAEPO2022については前回の出展社を対象に8月30日~9月10日にアンケートを実施、「(感染状況が)改善されていないので中止」という意見が多く、9月22日のJAIA理事会で決めた。従来のリアル展示会は中止となるが、他の形式については未定とのこと。

 .家庭用TVゲームなどの東京ゲームショウ(TGS)2021(9月30日~10月3日)が、2年ぶりに部分的に幕張メッセで開催された。新型コロナウイルス感染対策のため、一般の出展社(約350社)は前回と同様、ウェブ上の「TGSオンライン」に参加して、動画配信などを行ない、無料で視聴された。もう一方の「TGSVR」では、ネット上で影響力を持つ「インフルエンサー」など招待客のみを対象とした、36のリアルブースを幕張のVR空間に構え、展示された。

 .バンダイナムコHDは10月1日、次期企業理念を「パーパス」とし、それを具現化した新たなコーポレートロゴマークを、22年4月より更新すると発表した。川口勝社長は、「特に我々がこだわったのは、つながる、ともに創るという要素だ。バンダイナムコのエンターテインメント(ファン)で世界中のファンがつながり、そのファンを届けることで、世界中の人々を笑顔にし、幸せを追求することがバンダイナムコの存在意義であり、使命だ」としている。

 .新型コロナ対応の緊急事態宣言(19都道府県)とまん延防止重点措置(8県)は9月30日に解除されたが、入場制限などの緩和は慎重に進められ、一気に進まない。例えば東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランドとシー)の営業時間は10月1日以降も10時~19時のままだ。しかし入場者数の制限はこれまでの各5千人から1万人へと徐々に緩和する。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも一日5千人だったが1万人に緩和されるとのこと。

 .オリエンタルランドは9月24日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの最繁忙期のパスポートの大人料金を、10月1日分から700円値上げして、9400円にすると発表した。平日と週末で価格に差をつける仕組みはすでに導入済みで、価格の幅を今回さらに広げることになる。繁忙にスライドして、これまで2段階にしていた料金体系を4段階にし、閑散期は300円値下げする。

 .ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪)は9月28日、任天堂のキャラクターをテーマに、今年3月に開業したエリア「スーパーニンテンドーワールド」を1・7倍に拡張、24年そこに「ドンキーコング」をテーマにしたエリアを開業すると発表した。「ドンキーコングと仲間たちが暮らす緑豊かなジャングル」が広がるエリアで、革新的なコースターなども用意される。

 .大阪府と大阪市は9月28日、人口島「夢洲」(ゆめしま)のカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を進める事業予定者として、米国MGMリゾーツ・インターナショナル社とオリックスの共同事業体を正式に選んだと発表した。初期投資額は1兆800億円で、2020年代後半の開業が目標。他にIR誘致を進める和歌山県と長崎県も事業者を選定済みだが、シーザーズ・エンターテインメント社が9月30日、和歌山での共同事業体への参加を表明した。

.メルコリゾーツ&エンターテインメント(メルコリゾーツ、ローレンス・ホー会長兼CEO)は9月19日、横浜カジノの誘致撤回を受けて参加を断念。ただし日本でのカジノ開拓を目指し、東京事務所は維持することを明らかにした。同社は香港を拠点にマカオ、マニラなどでカジノを運営、横浜カジノの実現を目指していたが、カジノ建設反対を掲げてトップ当選した新市長が就任したのを受け、断念した。




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