2019年9月1日号 Last updated on August 15, 2019
特報
 バンダイナムコの4-6月期、収益とも好調、コナミは減益。

 スクエニの4-6月期、ゲーム場売上高が好調。

海外
 「チャッキーチーズ」のディールは振り出しに。

 ベガスの「リゾートワールド」、来年開業の見通し。

国内
 ラウンドワンの4-6月期、売上高・利益とも好調。

 カプコンは増収増益、ダウンロード販売も伸ばす。

 

2019年9月1日号のニュースダイジェスト
 写真は「IAAPAエキスポエイジャ(IEA)2019」(上海)で、上下ともイタリアのザンベルラ社の小間で、「ファクトリーコースター」の車両部分など(写真=岡本製作所提供)。

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30年前の主なニュース

 90年大阪「花博」のAMゾーン向けに、阪急・泉陽・京阪の共同企業体が27種の遊園施設を発表。米国レッドバロン社は、第4巡回区裁判所に再審請求の手続き。任天堂「スーパーファミコン」の仕様決定、画面の回転、拡大/縮小も。セガ社は5常務制を採用。(1989年9月1日号)

40年前の主なニュース

 警察庁調べ全国のTVゲーム機は、約7万店に28万台が設置、うちインベーダーゲームは23万台。歌舞伎町に本格大規模店、「ゲームプラザ・ルナパーク」オープン。ナムコから2人用、アタリ社「フットボール」。梶原勝美「インベーダーブームが残したもの」書下ろし。(1979年9月1日号)



【ニュースダイジェスト】

 .バンダイナムコHDは8月8日、第1・四半期(4-6月)決算を発表、売上高は6%増の1592億5千百万円、経常利益は22%増の238億2千9百万円、純利益は16%増の169億2千4百万円と好調だった。部門別でトイホビーの売上高は13%増の568億円、利益は29%増の68億円、ネットワークエンターテインメントの売上高は2%増の712億円、利益は41%増の144億円、リアルエンターテインメントの売上高は8%増の216億円、損失は3千万円(前年同期4億円)など。リアルの売上高のうち業務用機器は56億円、ゲーム場収入は159億円。

 .コナミHDは8月1日、第1・四半期(4-6月)決算〔IFRS〕を発表、売上高は3%減の564億5千9百万円、営業利益は15%減の100億千5百万円、純利益は12%減の72億8千万円だった。部門別でデジタルエンタテインメント(家庭用、モバイル端末用ゲームソフト)の売上高は5%増の315億円、利益は7%増の96億円、業務用AM機の売上高は51%減の32億円、利益は71%減の5億円、カジノ機器の売上高は7%増の68億円、利益は82%減の1億円、スポーツの売上高は4%減の152億円、利益は43%減の5億円だった。

 .スクウェア・エニックスHDは8月6日、第1・四半期(4-6月)決算を発表、売上高は19%増の533億2千9百億円、経常利益は14%減の62億9千7百万円、純利益は26%減の41億千2百万円だった。部門別でデジタルエンタテインメントの売上高は18%増の371億円、利益は36%増の76億円、アミューズメントはゲーム場が好調で、業務用は新作発売がなかったものの、売上高は15%増の108億円、利益は227%増の6億円、出版の売上高は57%増の38億円、利益は153%増の12億円などとなった。

 .ラウンドワンは8月7日、第1・四半期(4-6月)決算を発表、売上高は14%増の255億5千4百万円、経常利益は107%増の23億4千百万円、純利益は84%増の14億4千百万円だった。店舗は国内が1増2減の104店、米国が9店増の32店で、計146店舗。国内店舗は減少傾向にあるが、米国ではショッピングモールへの出店を進めている。種別売上高はゲーム場が19%増の128億円、ボウリング場が7%増の59億円、カラオケ(米国はその他)は17%増の27億円、スポッチャが7%増の32億円など。

 .カプコンは8月1日、第1・四半期(4-6月)決算を発表、売上高は4%増の179億3千8百万円、経常利益は40%増の76億9千9百万円、純利益は39%増の54億2千万円だった。部門別でデジタルコンテンツの売上高は1%増の139億円、利益が35%増の77億円、ゲーム場は37店で売上高が14%増の27億円、利益は108%増の2億円、パチスロ機器の売上高は40%減の2億円、利益は1億円などとなっている。主力のゲームソフトのうち、利幅の大きいダウンロード販売が伸ばしており、注目される。

 .米国のウォルトディズニー社は8月6日、第3・四半期(4-6月)決算を発表、四半期売上高は33%増の202億4500万ドルになった。21世紀フォックスの映画事業などの買収によるもので大幅増収となったが、純利益は51%減の14億3700万ドルだった。直近3四半期(10-6月の9ヵ月)でメディアネットワークの売上高は10%増の183億ドル、営業利益は4%増の56億ドル、テーマパークの売上高は5%増の195億ドル、営業利益は9%増の53億ドルと安定している。

 .「チャッキーチーズ」チェーンを経営する米国の「CECエンタテインメント社」が上場会社のレオホールディングス社の資本傘下に入って、再び上場会社になるというディール(取り引き)は7月29日にご破算になった。計画変更の理由は明らかにされていない。CECエンタテインメント社は2014年、アポログローバル・マネジメント社の資本傘下に入って以来、株式上場はなくなっていたが、今年レオホールディングス社のもとで再上場すると見られていた。

.マレーシアのゲンティングループは7月25日、米国のフォックスエンターテインメントグループなどを訴えた訴訟で和解したことを明らかにした。訴訟は18年11月、ゲンティング社が起こし、これにフォックス社とウォルトディズニー社が反訴を起こし、訴訟地もカリフォルニア州中部地区なることが決まっていた。和解により、ラスベガス大通り沿いに建設中のカジノホテル「リゾーツワールド・ラスベガス」は、やっと20年に開業の見込みとなった。



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